グランド・マスターピースFX【検証レビュー】

こんにちは。『暴露板』管理人の石橋です。

世界各地でのコロナウイルスの蔓延や

ロシア・ウクライナ戦争による物価高の影響で

一昔前と比較して相場を読み解くことが

非常に難しくなっている現在。

相場が刻一刻と変化している中で

今まで通用していた手法やロジックが

うまく機能しないと嘆く投資家も

増加の一途を辿っています。

中には今まで実践してきた手法を捨て

全く新しいロジックに挑戦しようと

躍起になっている方も少なくないでしょう。

日々のトレードに四苦八苦するトレーダーが多い中

株式会社WorksAgencyからまたしても

最新オファーがリリースされました。

本日の検証テーマに掲げるのは、

GRAND MASTERPIECE FX

（グランドマスターピースFX）。

こちらの最新オファーでは

インドネシア在住の天才トレーダー

Dan Inoue氏の開発したEAがメインとのことで、

胡散臭さが強調されています。

クロスリテイリングでは

架空の人物をあたかも存在するかのように偽り

価値を高めようとするケースが散見され、

世間の評判は悪化する一方です。

今回もこれまで同様

誇張表現が販売ページの随所に用いられ

安易に関わると危険な目に遭う可能性も

否定できない状況ではあります。

とはいえ、FX初心者からすれば

そこそこ魅力を感じるかも知れないので

あまり期待に胸踊らすことなく

冷静に勝てる要素を見極めてほしいものです。

【グランド・マスターピースFX 口コミ掲示板】

それでは、さっそくレビューを進めていきます。

まずは概要をご確認ください。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

Dan Inoue氏の開発したEAを

最高傑作と賞賛する山口孝志氏ですが、

その根拠が一体どこにあるのか

疑問に感じている方も少なくないはず。

なお、今回のEAには短期、 中期、長期の

3つの視点で相場を読み解き

ボラティリティを意識するという

分析ノウハウが搭載されているようです。

つまり、Dan Inoue氏のテクニカル分析を

EAに落とし込むことにより

プロと同等のパフォーマンスが

期待できるということ。

異なる視点とボラティリティを意識することで

分析の精度も向上しそうな気はしますが、

ファンダメンタルズの要素も不可欠です。

どれだけテクニカル分析の精度が高くても

完全放置で利益を獲得できるかどうか微妙です。

また、反発ポイントを見抜く上で

比較的相性が良いとされる

エンベロープが搭載されているようです。

そもそもエンベロープは

上限や下限をトレンドの反転ポイントとして

売買サインに用いたり、支持・抵抗の

目安として用いるインジケーターなので

今回のロジックに適しているわけです。

しかしながら、トレンドの勢いが強い場合は

上下のラインに価格が接近・到達しても

相場が反転しないケースも存在します。

むしろ、

反発ポイントを起点にエントリーを行うよう

プログラミングされているのであれば、

このあたりのデメリットをどう補うのか

もう少し具体的な説明が必要な気がします。

そういう意味では、

デメリットに関する記載がどこにもなく

やや不親切な印象を抱きますね。

加えて、GRAND MASTERPIECE FX

（グランドマスターピースFX）では

先ほど説明したロジックを応用した

裁量ノウハウも同時に学べるとのこと。

こちらの裁量ロジックについては

黄金の3フォーミュラに加えて

フィボナッチタイムゾーンを組み合わせるとのことで、

ボラティリティを重視する上で

相性の良いインジケーターを用いる点は

評価ポイントと言えます。

これはこれで魅力的と言えますが、

それであれば、最初からEAというより

いっそのこと裁量メインでリリースした方が

参加者のスキル習得・向上にも

期待が持てるのではないでしょうか。

敢えてそれをせずに

EAを購入させようとするわけですから、

極論、参加者の利益は度外視と言っても

決して大袈裟ではないでしょうね。

その証拠に、販売ページには

勝てるか否かを判断する重要な指標となる

フォワードテストはどこにも公開されていません。

ほぼ毎回のように

バックテストだけしか公開せず

ほったらかしで億稼げると謳うわけですから、

営利目的以外の何物でもないというわけです。

もし本当に億稼げるほどの

ポテンシャルを秘めているのなら、

リリース前にリアルな相場で運用した上で

結果を公開することなど朝飯前なはず。

それらの工程は一切無視して

過去の相場に合わせて最適化した

バックテストのみを公開するわけですから、

運営側の真摯な姿勢は全く感じられません。

フォワードテストを公表できない理由を

可能性の範囲内で考えた場合、

・リアル相場で運用したがドローダウンしたため

　敢えて非公開にしている

・そもそもリアル相場で運用すらしていない

このいずれかに該当すると思われます。

このあたりの詳細については

これ以上検証するのも馬鹿らしいので

このぐらいで留めておきますが、

バックテストの結果が優秀なだけで

現在の相場でも勝てる根拠にはなりません。

巷に出回るEAの中には

バックテスト・フォワードテストの

両方を公表しているものも少なくないので、

もし本当にEAを購入したいのなら

もう少し違った判断基準を設けるべきですね。

開発者として紹介されている

Dan Inoue氏についてですが、

数々のEAを生み出した実績をお持ちなら

自身が作り上げたものがどんなものか

いくつか例を挙げて紹介しても良さそうです。

クロスグループでは

肝心な情報を有耶無耶にしておいて

やたら稼げることを強調するばかりなので、

開発者としてのキャリアについても

正直疑わしいです。

これらの点からもDan Inoue氏が

架空人物である可能性は否定できず、

クロスリテイリングの関係者を

講師に据えているだけな気がします。

余談ですが、GRAND MASTERPIECE FX

（グランドマスターピースFX）にも

全額返金保証が付与されます。

返金保証が付いていると聞くと

勝てなかった場合に費用が戻ってくると

勝手に解釈する方がいるかも知れません。

ですが、直近のクロスグループのEAオファーでは

「EAの導入ができなかった場合」という

意味不明な規定が設けられていますので、

仮に損失を被ってしまったとして

返金されることは絶対にありません。

この点は十分に理解しておいてください。

クロスリテイリングでリリースされる

EAオファーに参加した方は

これまで数多くいらっしゃいますが、

販売ページで謳っているような結果を出せている方は

ほぼほぼ存在しないはずです。

オファーがリリースされるたびに

販売ページの内容を鵜呑みしていては

格好の餌食にされるのが目に見えているので、

この機会に自身でも冷静に見極めることを

強くお勧めします。

最後までご覧いただきありがとうございました！

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