1分スキャル・レジェンドセオリー【検証レビュー】
こんにちは。『暴露板』管理人の石橋です。
大手FX商材販売業者の一つである
日本投資家育成機構よりバイナリーオプション、FX兼用の
1分スキャル・レジェンドセオリーという
最新のサインツールがリリースされました。
日本投資家育成機構といえば
お馴染みクロスリテイリング株式会社の傘下企業ですが
同グループの販売する商材に、おすすめできるものは
あまり多くないというのが正直なところです。
というのも、両社から販売される商材は
『フォワード実績を公開しない』という特徴があり、
今回の1分スキャル・レジェンドセオリーも同様。
講師は本庄翔悟氏という方で”元ホームレス”という経歴をもつ
現役のトレーダーさんとのことで
現在、月収700万を稼いでいるそうですが
その証拠はどこにもありません。
フォワード実績を公開しないということは
ツールの優位性を証明できないことと、
講師の実績の事実確認が取れないということです。
これは他社の商材にも言えることですが
やはり、”結果”を出している、
もしくは”期待”できると判断する要素が
商材購入には必要不可欠です。
それでいて、今回の新作は79800円という価格設定…
1分スキャル・レジェンドセオリーにそれだけの価値があるのか、
数件の購入相談を受けているため取り急ぎ検証してみましたので
参考にしてもらえればと思います。
それでは、さっそく検証レビューを進めていきます。
まずは概要をご確認ください。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
概要
相場の”裏側”をあばき出し
1分足スキャルピングで
月収700万円！
“本物”と”偽物”のローソク足をパッと見極めて
「価格の動き」を瞬間予測！
わずか5分のトレードで
スキマ時間に次々と利益を！
100年前に生まれた”絶対不滅の稼ぎ方”を継承する
歴史的プロジェクトがついに指導！
1分スキャル・レジェンドセオリー
1分スキャル・レジェンドセオリーは
2種類のサインツールを使ってトレードする
半裁量のシステムトレード手法です。
一つ目のツールはトレンドを告知する
「1分バイナリー・トレンドツール」というもので
小さな星マークは”トレンドの初動”、
大きな星マークは”トレンドの発生”を意味します。
二つ目のツールはエントリーポイントを告知する
「1分足バイナリー・トレンドツール」というもので
白黒の星マークは”エントリー予備サイン”、
水色の矢印マークが”エントリーサイン”となります。
これらのサインを受け取り、
エントリー条件が揃ったらエントリーという
非常にシンプルなトレードルール。
ロジックは押し目・戻りのトレンドフォローで
5分足で上位時間のトレンドを判断、
1分足で仕掛けるマルチタイムフレームが採用されています。
本庄翔悟氏はこの手法で平均勝率70％、
月収700万円を獲得しているとのこと。
ちなみに、通貨ペアに制限はありませんが
USDJPY、EURUSD、USDCHF、CHFJPY、AUDUSD、AUDNZDの
6通貨ペアが推奨されています。
王道的なトレンドフォローですが、
今回の手法のキモは”出来高”に注目した
プライスアクションであるというところ。
出来高とは、
『ある一定期間（ひとつのローソク足の中）において売買が成立した数量』
のことで、主に株取引で意識されます。
例えば、10,000株の買い注文が出ており
10,000株の売り注文が出ている場合場合、
売買が成立した数量は10,000株ですので「出来高＝10000」となります。
他のパターンでは、10,000株の買い注文が出ており
5,000株の売り注文が出ている場合、
売買が成立した数量は5,000株ですので「出来高＝5000」となります。
週足であれば1週間の期間、日足であれば1日の期間、
1時間足であれば1時間の期間、1分足であれば1分間の期間…
ひとつのローソク足の中で、
買い注文と売り注文がぶつかった数の集計であり、
「その価格帯における需要」を意味するのです。
出来高が大きいということは需要があるというとであり、
需要があるということは株価の上昇に繋がります。（この逆もしかり）
つまり、
“出来高が伴う値動き（強気の出来高）＝正しい値動き”
と判断することができます。
では、出来高が伴わない動き（弱気の出来高）とはどのような場合でしょうか？
大きく分けると2つあります。
一つは「出来高が上昇しながら株価が下落」、
もう一つは「出来高が下落しながら株価が上昇」。
需要が多いことに対して、株価が下落するのは市場参加者が
大衆心理を読みあいせめぎあって様子を見ていることを表し、
少ない需要に対して、株価が上昇するのは機関投資家などの
大口投資家の市場操作、もしくはワナと判断することができ、
弱気の出来高は下落の前兆、
強気の出来高は上昇の前兆とされます。
このように出来高と価格の相対性を分析することで
その銘柄の需要や勢いを測り、
今後の株価がどう推移するかを予想することに役立つわけです。
しかし、これがFXやバイナリーにも役立つかというと
個人的には微妙に思います。
というのも、FXなどは市場外取引が多いため
正確な出来高をわりだすことが難しく、
未だに為替レートと出来高に関連性が確認できていないためです。
しかしながら、本庄翔悟氏はMT4で出来高を表示させるのは
めちゃくちゃ簡単だとおっしゃっており、
標準装備のインジケーターVolumesで
出来高を見ることができると説明されています。
ですが…
VolumesはTickの更新回数を
「擬似的な出来高」として表示しているだけにすぎず、
本来の意味での”出来高”ではありません。
本庄翔悟氏はVolumesを”出来高のヒストグラム”
だと思っているのでしょうか？
もしそうであれば、彼に指導を仰ぐのはかなり恐いですね。
1分スキャル・レジェンドセオリーの販売ページでは
・相場の”裏側”をあばき出す
・”本物”と”偽物”のローソク足をパッと見極め
・「価格の動き」を瞬間予測
・100年前に生まれた”絶対不滅の稼ぎ方”
などと謳われていますが、
出来高と為替レートに関連性がないことを考えると
FX、バイナリーにおいて有効なロジックだとは考えにくいです。
さらに、冒頭でも触れたように
本庄翔悟氏のフォワード実績も開示されておらず、
サインツールの優位性も不明ですし
購入を検討している方はスルーしたほうがいいように思います。
直接メールでのお問い合わせも受け付けておりますので、
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以上の事から、私はこの商材を、
「価値のない商材」と評価させて頂きます。
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