オークション（ヤフオク等）で売られている投資商材の危険性について
こんにちは。『暴露板』管理人の石橋です。
突然ですが、ネットオークションといえば
ヤフオクを思い浮かべる方も多いかと思います。
現在はスマホの普及でより手軽に利用できる
メルカリなどを利用する人が増えていますが
やはり、ネット上のオークションと言えば
まだまだヤフオクが業界トップのシェアを誇っているでしょう。
まぁ、特別説明は不要かと思いますが、こういったオークションには
安価で商品を購入できるというメリットが挙げられます。
現物の商品はもちろん、最近では動植物などもオークションに出品されていますが
ここ近年は情報商材も出品されるようになってきていることはご存知でしょうか？
投資系の商材はもちろん、ネットビジネス系の商材も多く出回っていますが
本日は、ヤフオクなどのネットオークションで販売されている
“商材購入の注意点とリスク”についてお話ししたいと思います。
まず、最初にお話ししておきますが
個人的にはネットオークションで販売されいている商材には
手は出さない方が良いと考えています。
ヤフオクを例に出してお話ししますが、
インフォトップで販売されている3万円前後の商材が
中古価格として500～1000円前後で出品されているのが現状です。
もちろん、オークションですから
入札が入れはその分値は上がっていきますが
それでも正規のルートで購入するよりも
10分の1以下の価格で購入することも可能となります。
特にすでにASP経由での販売が終了してしまった人気商材や
正規の価格で購入ぜずに、少しでも安く購入したいという場合
このヤフオクでの安価な情報商材はかなり魅力的に映るでしょう。
当ブログでは時々、読者様から
「ヤフオクなどに出品されている商材を購入して平気ですか？」
といったお問合せを頂きますが
実はネットオークションに出品された投資商材を購入するのは
危険な行為であるということをご存知でない方が多いように思います。
オークションで販売されている、ASP発行の投資商材は
大抵の場合、既製品の「コピー」という形で転売されています。
つまり、海賊版（ブートレグ）ということですね。
情報商材は基本的にダウンロード販売ですから、
商品形態としてはデジタルコンテンツという括りに入ります。
デジタルコンテンツはデータですから、
簡単にコピーすることが可能です。
中古商材を出品している出品者の多くは
既存の情報商材のデータをコピーして量産することで、
人気の商材を安価でオークションに流し利益を得ているわけですが、
実はこれはれっきとした”犯罪行為”です。
さらに言えば、購入する側も著作権違反として
“犯罪”へ加担したとみなされ、法的に裁かれることになります。
権利者の許可を取らずにデジタルコンテンツを
不正にコピーし売買取引をする行為は
売る側も買う側にも”非常に大きなリスク”が伴うというわけです。
投資商材系の転売では、今のところはまだ
刑事問題に発展したケースはないようですが、
電子書籍を権利者に無断で転売し逮捕されたという事件も起きています。
電子書籍も情報商材と同様にデジタルコンテンツですから、
今後は情報商材の転売についても取り締まりが
厳しくなっていくことでしょう。
『投資情報商材を不正にコピーしオークション転売した出品者が逮捕』
そんなニュースが飛び込んでくるのも
遠い未来の話ではないと思います。
また、上記までのケースとは多少ことなりますが、
ヤフオクではASP発行の投資商材のコピー転売ではなく
個人の出品者がオリジナルロジックを
投資商材として出品しているケースもあります。
この場合は、安価な価格設定の物から
数万円以上する中々高額な価格設定の物もありますが、
その多くは全く使い物にならない“詐欺商材”というのが現状です。
ヤフオクなどのネットオークションになぜ詐欺商材が多いのか？
これはちょっと考えればわかることですが、
ヤフオクは出品手続きさえ行ってしまえば
誰でも商品をオークションにかけることができます。
つまり、ASPのように”出品審査”を通す必要がないのです。
商材販売者はインフォプレナーと呼ばれますが、
インフォトップやインフォカートのようなASPでは
必ず厳しい審査を通過した物のみが商材という形で
販売することができるわけです。
販売ページの誇大表現はもちろん、特商法の記載や
販売者の身元証明などがありますから、
ASP経由で販売されている商材は必然的に
信用性の高いものが多くなってくるわけです。
（中にはどうしようもないゴミ商材もありますが…苦笑）
極端に言ってしまえば全く投資経験のないズブの素人でも
オークションであれば、プレナーとして簡単に商材を販売できるわけです。
表向きは『年利〇〇％、年間利益数千万円、誰でも簡単に稼げる』
などと謳っていても、肝心の中身は空っぽということはザラです。
当然オークションですから、一度購入してしまえば返金はしてもらえません。
さらに、一般の個人が販売しているノウハウですから
満足なサポートを期待することはできませんし、
「売ったらあとはさようなら」といういい加減な出品者も少なくありません。
投資商材の場合は、どれだけ優秀なロジックだったとしても
手法を再現できなければ全く何の役にも立ちません。
特に投資初心者の方の場合は、徹底したサポート環境は必須と言えます。
そういった面でも、ネットオークションに出品されている
個人トレーダーの商材を購入するのは”不安要素”が大きいと言えるわけですね。
ASP経由での商材販売、ヤフオクなどのネットオークションでの商材販売には
“適正な審査があるかどうか”というのが大きな違いですが、
この審査が非常に重要だということは、
当ブログの読者様であれば、良くご理解頂けているかと思います。
少々極端な言い方になってしまいますが、
投資商材などのデジタルコンテンツに限っては
ヤフオクなどのネットオークションという媒体は無法地帯だということです。
さらに言えば、ヤフオクの商材出品者の中には
既存の商材の内容をそのままコピーしたりして
商材名や魅せ方だけを変えて
あたかもオリジナルの手法かのように出品している悪質な出品者も居ます。
この場合も、権利者の許可を取らない不正転売行為ですから
冒頭にお話しした投資商材の無断転売のケースと同様に
著作権違反として、出品した側も購入した側も”共犯”となります。
購入者側には犯罪意識がなくとも
気が付いた時には手遅れとなってしまうわけです。
そういったリスクを回避するためにも
ネットオークションで販売されている投資商材ではなく
しっかりとASP経由で正規の手続きを通過した
クリーンな商材を購入することをおすすめします。
たかだか数千円、数万円をケチって逮捕…
なんてことになっては笑い話にもなりませんからね。
ヤフオクをはじめとしたネットオークションの投資商材は
確かに安価ですし、魅力的ではありますが
このようなリスクが付きまとうということを
しっかりと理解して頂ければと思います。
もしも、ネットオークションに出品されている投資商材で
どうしても気になるというものがあれば、
後先考えずに飛びつくのではなく、
ご自身の保身のためにも、一度ご相談頂ければと思います。
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